土地家屋調査士大屋の活動日報

今月のはじめ、珍しく愚息からＳＯＳの電話がありました。気分的に落ち込み、病院で受診したところ軽い躁鬱病と診断されたみたいです。去年、授業を受けられず留年した結果、今年も単位が取れなければ退学というプレッシャーに負けてしまい、なんとか授業にはでていたもののテストを受ける精神状態ではないとの事。急いで金沢に飛び愚息に会って愕然としました。まったく覇気がなくさかなの死んだような目、寮の部屋はゴミ屋敷と化し、人間が住める環境ではない。出来る限り部屋の片付けをして夕飯に愚息を連れ出し現状を聴く。翌日直ぐに学校に行き、後期授業の休学願いと退寮の手続きをしてきました。
一浪して大学に入った愚息は、二浪するのがいやでたまたま合格できた今の大学に入学したそうです。自分が目指す方向とは違う学部ではやはり学業についていけず、一人悩む日々で体調も精神的にも限界だったみたいです。子供のこのような状況に気づいてやれないのは父親として失格ですね。でも、どうしても自分と置き換えて見てしまうんです。進路も就職も全部自分で決めてきたし、親からは一切のアドバイスも無く、返ってそれが良かったと思っています。二十歳を過ぎた男なら責任を持って自分で決めて行動しろ、親として子供が決めたことは全力でサポートはする。そういう気持ちで接してきたつもりなんですが、今の子供には通用しないのかもしれませんね。

一度地元に帰ろうのんびりした沖縄でもう一度自分を見つめ直し、リフレッシュしよう人間万事塞翁が馬近道なんてないんだから