土地家屋調査士大屋の活動日報

測量機械は精密機械で防水でないため，通常の測量はよっぽどの事がない限り雨の日の作業はやりません。しかし，ＧＰＳ機はコントローラも含めて完全防水なため，衛星の状況が良ければ大雨だろうが，夜間だろうが関係なく作業を行います。
やることは一緒なんですが雨の日はなんか気が焦ってしまいミスをすることが多いんです。今日の最終セッションでも一つの班が予定時間とおりスタートできず，終了時間が１時間延びて午後６時を過ぎてしまいました。私は雨の日の作業には慣れているためトラブルはありませんでしたが，思わぬハプニングがありました。
薄暗くなる中機械を撤収し帰ろうとすると，車のエンジンが掛からない車の中で待機している間エンジンを切ってワンセグのテレビを見ていたため，バッテリーが上がってしまったのです。助けを呼ぼうにも人里離れたさとうきび畑の中で場所が説明出来ない。仕方なく，観測場所を知っている同じ班の城間さんに連絡し，ケーブルを持って現場にきて貰えるようお願いしました。



城間さんは雨に濡れながら自分の観測を終え，家で風呂に入ってくつろいでいるところにも関わらず，私の我がままを快く引き受けて下さいました。しかも「こんな遅くまでご苦労さんお腹空いたでしょう」とすしとお茶の差し入れまで持ってきて下さいました。感謝感謝です。ほんとうにありがとうございました。