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2011年11月28日
GISフォーラム
今日は「GISフォーラム2011 in沖縄」に参加してきました。
午前中はGIS沖縄研究室 主宰 渡邊康志先生による「フリー版GISを使って防災情報分析」をテーマとしたワークショップでした。
午前中はGIS沖縄研究室 主宰 渡邊康志先生による「フリー版GISを使って防災情報分析」をテーマとしたワークショップでした。
TNTmipsのフリー版ソフトで,大正時代の地形図を現在の地図に重ね合せたり,国土地理院標高データを地図やGoogleEarthと重ね合せ地図を作成したりとフリー版GISソフトでも充分活用できそうです。
午後からは奈良大学教授 碓井照子先生による「東日本大震災における防災GISを中心とした支援活動」をテーマにした講演を拝聴しました。
1995年に発生した兵庫県南部地震と,今回の東日本大震災の違いやGISの利活用状況を分かり易く話されていました。
大きな地震は起きないと言われている沖縄でも必ず地震は起きるし,津波も来る可能性はある。
これからは防災(リスクマネジメント)から減災(クライシスマネジメント)へと考え方を変えていかなければいけない。
そのためには,最低でも2万5千レベルの基盤地図情報の整備が重要であり,GISの利活用は不可欠である。実際に罹災証明書の発行や瓦礫処理で,GISを活用している自治体とそうでない自治体は復興の速度にも差が出ている実態も話されていました。
地図情報を扱う土地家屋調査士にとっても,GISの利活用は今後の大きな課題になってくるのではないでしょうか。
午後からは奈良大学教授 碓井照子先生による「東日本大震災における防災GISを中心とした支援活動」をテーマにした講演を拝聴しました。
1995年に発生した兵庫県南部地震と,今回の東日本大震災の違いやGISの利活用状況を分かり易く話されていました。
大きな地震は起きないと言われている沖縄でも必ず地震は起きるし,津波も来る可能性はある。
これからは防災(リスクマネジメント)から減災(クライシスマネジメント)へと考え方を変えていかなければいけない。
そのためには,最低でも2万5千レベルの基盤地図情報の整備が重要であり,GISの利活用は不可欠である。実際に罹災証明書の発行や瓦礫処理で,GISを活用している自治体とそうでない自治体は復興の速度にも差が出ている実態も話されていました。
地図情報を扱う土地家屋調査士にとっても,GISの利活用は今後の大きな課題になってくるのではないでしょうか。
Posted by 大屋篤志 at 19:19│Comments(0)