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2011年06月17日

出来は・・(+_*)

公嘱協会の第2回社員業務研修会に行ってきました。ダッシュぶーん
今度沖縄に赴任してきた大野表示登記専門官からは,今,全国でも話題になっている実地調査についての説明がありました。ガ-ンがーん

出来は・・(+_*)

本省からの指針により調査要領が改正され,規則93条の調査報告書が添付されていても現地調査は原則省略出来ないとの事。パンチ!汗
まぁ~その辺は法務局の問題であり,調査士は通常通りの作業をしていれば法務局が現地調査やろうが,省略しようがあまり関係ないように思います。あかんべーしかし,今まで以上に詳細な調査報告書,あるいは現場写真等の添付を求められそうです。怒りキョロキョロ法務局の印刷は白黒しか対応しないのは変わらないそうですが・・・。ムキーうわーん

今日の研修会,私も講師として講義しましたが,表専の目の前で14条地図作成の予算について暴露しちゃいました。ヒミツ
言いたいことの半分しか言えなかったかな~。自己評価は50点アガ!(痛い!)アガ!(痛い!)

大屋レジメ
1.地図の現状
  不動産登記法14条に規定する登記所備付図面
  平成21年4月時点  674.8万枚
    14条1項地図     390.3万枚(58%)
        地籍図     338万枚(86.6%)
        土地改良図等  51.5万枚(13.2%)
        法務局作成地図  0.8万枚(0.2%)
    地図に準ずる図面    284.5万枚(42%)
        旧台帳附属地図 203万枚(71.4%)
        その他地図   81.5万枚(28.6%)
  平成15年6月 都市再生本部の会議 「民活と各省連携による地籍整備の推進」
   都市部の地図混乱地域を対象とする14条地図作成の推進。
  平成20年度 「登記所備付地図作成作業新10ヵ年計画」
   平成21年度から10ヵ年で130㎢を実施。
  平成21年度には新10ヵ年計画を前倒して、8ヵ年で実施すべく予算措置をして法務局による地図作成作業が実施されている。

2.14条地図の予算
  平成22年度予算  17億8600万円(15.0㎢、72,894筆)
    公嘱積算金額  26億8700万円
    落札金額    14億7300万円(55%)
    予算との差額   3億1300万円はてな
  平成23年度予算  18億9200万円(16.1㎢、75,771筆)
    公嘱積算金額  27億8300万円
    落札金額    15億6600万円(56%)
    予算との差額   3億2600万円はてな

3.作業の流れと合理化
  一般的な地図作成作業
    準備作業 ⇒ 一筆地立会調査 ⇒ 細部測量 ⇒ 面積測量 ⇒ 地図作成
  ワークショップによる地図作成合理化の紹介
    F班(島根、愛媛、岩手、秋田、山梨、三重、広島、京都、沖縄)9名

4.地図作成総括責任者養成講座とは
 14条地図作成や地籍調査等の地図作成には土地家屋調査士が深く関与しているが、地図作成をトータルにマネージメント出来る専門家が関与しているかが発注者側から見て分かりづらい側面がある。そこで連絡協議会として業務を取扱うことのない中立的立場の全公連が地図作成のトータルマネージメント能力を備えた専門家を認定し、公開することが発注機関にとって有益であるとの考え方に基づき、地図作成総括責任者制度を創設した。



Posted by 大屋篤志 at 18:41│Comments(2)
この記事へのコメント
thkcyさん,了解しました。(^-^)
大野表専は今,14条を担当しながら,筆界特定登記官としてつい先日も現場で一緒でした。
うちな~ぐち(沖縄方言)で話しかけてくる地権者に対して,カルチャーショックを受けないよう,しっかりフォローしたいと思います。かりゆしウェアは板についているでしょ!
Posted by 大屋篤志 at 2011年06月27日 22:01
大野表専には佐世保で4年間(だったと思います)お世話になりました。お元気にされているように拝見しました。よろしくお伝え下さい^^v
Posted by thkcy at 2011年06月27日 12:42
 
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