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2011年02月11日
海の境界線
今朝の沖縄タイムスに興味深い記事が載っていました。
那覇空港の滑走路増設に伴う埋め立てに関し,海上のどこに境界線があるのか那覇市と豊見城市が争っているというもの。
もう3年前になりますか,調査士会の業務研修会で県立芸大安里教授をお招きして,「琉球における土地制度と測量」と題しての講演がありました。その中で17世紀,琉球王府が測量に基づき漁業権を区分けしたとされる「海方切(うみほうぎり)」の説明があり,那覇市と豊見城市との争いについてもちょっと触れていました。確か,国土地理院の地形図には記載されていないとか
琉球王府時代の行政区画「間切」同士の間に設けられた海の境界線。1737~50年の測量「乾隆大御支配(けんりゅうおおごしはい)」に基づく絵図、琉球国惣絵図(りゅうきゅうこくそうえず)(間切集成図)に見える線引き,200年以上前の図面が現在でも通用するのか?境界紛争はいやですが,司法の判断を見てみたい気もします。
もう3年前になりますか,調査士会の業務研修会で県立芸大安里教授をお招きして,「琉球における土地制度と測量」と題しての講演がありました。その中で17世紀,琉球王府が測量に基づき漁業権を区分けしたとされる「海方切(うみほうぎり)」の説明があり,那覇市と豊見城市との争いについてもちょっと触れていました。確か,国土地理院の地形図には記載されていないとか
琉球王府時代の行政区画「間切」同士の間に設けられた海の境界線。1737~50年の測量「乾隆大御支配(けんりゅうおおごしはい)」に基づく絵図、琉球国惣絵図(りゅうきゅうこくそうえず)(間切集成図)に見える線引き,200年以上前の図面が現在でも通用するのか?境界紛争はいやですが,司法の判断を見てみたい気もします。
Posted by 大屋篤志 at 10:32│Comments(0)