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2010年11月26日
第2回業務研修会
琉球大学教授 高良倉吉先生を講師にお迎えして「琉球王国の土地制度から明治の土地処分まで」と題しての講演会がありました。
本土とは違う沖縄独特の土地制度の歴史について,わかり易く説明して頂きました。
沖縄の土地に関する資料をめぐる状況や,琉球王国の土地制度のポイントについての話は非常に興味深く聴かせて頂きました。
薩摩への年貢を納めるために仕明制度(土地開墾政策)を作ったり,複数の人が助け合って土地を開墾する,模合持制度(これは現在の模合いと繋がっていますね)。
私が一番驚いたのは,杣山制度(ソマヤマセイド)で,土地の開拓で山林が荒れることを見越して,ちゃんと山林を守っていく政策も同時に取っていたということです。恐るべし,琉球王国歴史から学ぶべき政策はいっぱいありそうです。
沖縄の土地に関する資料をめぐる状況や,琉球王国の土地制度のポイントについての話は非常に興味深く聴かせて頂きました。
薩摩への年貢を納めるために仕明制度(土地開墾政策)を作ったり,複数の人が助け合って土地を開墾する,模合持制度(これは現在の模合いと繋がっていますね)。
私が一番驚いたのは,杣山制度(ソマヤマセイド)で,土地の開拓で山林が荒れることを見越して,ちゃんと山林を守っていく政策も同時に取っていたということです。恐るべし,琉球王国歴史から学ぶべき政策はいっぱいありそうです。
Posted by 大屋篤志 at 18:37│Comments(0)