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2008年11月28日
琉球人ばんざい!!
調査士会の研修会で、沖縄県立芸術大学教授の安里進先生をお迎えして「琉球王国の測量術と土地制度」と題しての講演会がありました。
江戸時代にはじめて近代測量で全国を測量した、伊能忠敬よりなんと63年も前に、琉球王国ではアジア最先端の近代測量術を駆使して、国家プロジェクトで高精度の地図を作成していたそうです。
間切(まぎり=今の市町村)ごとにつくられた1/3000縮尺の「間切島針図」で、現在の市町村基本図に匹敵する精度があったとは、本当に驚きです。
琉球独自の分度法と方角表記を駆使して、14年の歳月をかけて島々村々を隅々まで徹底的測量したのには、頭が下がる思いです。
当時の針図が、現在の境界争いの有力な資料として、現在も活用されていると聞き、琉球人ばんさい!!と叫びたくなりました。
間切(まぎり=今の市町村)ごとにつくられた1/3000縮尺の「間切島針図」で、現在の市町村基本図に匹敵する精度があったとは、本当に驚きです。
琉球独自の分度法と方角表記を駆使して、14年の歳月をかけて島々村々を隅々まで徹底的測量したのには、頭が下がる思いです。
当時の針図が、現在の境界争いの有力な資料として、現在も活用されていると聞き、琉球人ばんさい!!と叫びたくなりました。
Posted by 大屋篤志 at 19:27│Comments(0)