土地家屋調査士大屋の活動日報

全国国土調査協会が主催する資格試験で、一見土地家屋調査士とは無関係な資格のように思えます。

地籍調査事業を適正かつ迅速に実施するために必要な同事業の工程管理及び検査業務に精通した専門技術者を育成することを目的としています。

地籍調査は国土交通省が主で測量コンサルタントが、登記所備付地図作成作業は法務省が主で土地家屋調査士が従事するのが一般的ですが、土地家屋調査士の場合、地図作成作業に特化した専門家がいないのも事実だと思います。

以前、全国公共嘱託登記土地家屋調査士協会が地図作成作業のトータルマネージメント能力を備えた土地家屋調査士を認定するため地図作成総括責任者制度を創設しましたが、途中で無くなってしまいました。

国土調査協会は国土調査事業に関する資格の認定や測量成果の認定、地籍調査費積算基準書の作成と公益法人として様々な事業を行っています。
全公連も地図作成作業に特化した土地家屋調査士の育成や地図作成作業積算基準の作成等全国の公嘱協会をまとめる組織として頑張って貰いたいと思います。